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天国からの銃弾

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もと消防署だった建物を購入した男は、施設の一部として残った「見張り塔」から、毎日写真を撮りつづけた。聳え立つ富士を背景に、ソープランドの屋上に立つ“自由の女神像”。ある日、その女神の目が異様に赤く光る瞬間があることに気づいたとき、男の平穏な日常を襲う衝撃的な事件が…。(表題作)奇抜な着想で鬼才が放つ、トリック&サスペンスの傑作。


島田荘司さんの本です。
 
中編三へ編を収録。
特にオススメは、表題作。
 
まさかのラストに驚かされ、一番楽しめました。
 
中編とはいえ、どの作品もまた毛色が違っていて、読ませてくれます。
「自由の」女神とはよく言ったもんです。
やはり島田さんは上手いなあと再認識した作品でした。
(4点)