センセイって、もっと特別な人がやるものだと思ってたんだ。とくにやりたいことがなく、気がつけば先生になっていた。生徒は可愛げがないし、同僚とのつきあいも面倒だ。それでも、“センセイの日々”は続いて行く…。
飛鳥井千砂さんの本です。
大量の単行本を処分するため、再読。
処分してしまうのが勿体ないと思いますね。やっぱりこの作品好きです。
人と深く関わらず、いつも冷静。
淡々と物ごとを見ながらも、だけど結構相手を思って行動してるところが憎めない。
こんなゆる~い感じのセンセイがいたら良いのになあ。
見た目がかなり個性的な小枝とのその後も気になります。
読後何だか心地良い余韻が残る。
こんな作品を自分も書いて見たい。
好きです。
(4.5点)