三崎亜記さんの本です。
三崎さんが描く、「日常に溶け込む不可思議な出来事」は結構好きなのです。
「バスジャック」や「失われた町」や「コロヨシ！」のような作品は大好きです。
ですが、「となり町戦争」はどうも私には難しいというかいまいち理解できなかった作品でもあります。
「となり町戦争」に関連する短編と、雰囲気がちょっと似ている表題作の「逆回りのお散歩」が収録されております。
なんでしょう。
役所のお仕事というか、政治やら何だか色々難しい事が沢山でてきすぎて、どうしても難しいという印象がぬぐえませんでした。
今回はちょっと自分の好みではなかったようです。
（3.5点）
