No-music.No-life

ヤフーblogから移行しました。

ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2

イメージ 1
 
運動能力、聴力、記憶力…に常人とはかけ離れた能力を持つ昴、沙耶、隆二、良介。政治家・渡瀬浩一郎のために裏の仕事をするなか、殺人集団アゲハの創造主である大学教授リムの来日を知る。リムに復讐したいアゲハと、「アゲハを狩れ」と命じられた昴。彼らのスリリングな攻防に、若きセキュリティー会社社長・神谷昌樹が仕掛ける“ゲーム”、アゲハに部下を殺された警備会社社長・井原卓の報復作戦が重なる。混乱を極める死闘を制するのは―。新感覚アクション第2弾。


本多孝好さんの本です。
 
意外とハードボイルドもの、嫌いではないんですよねえ。
しかしこのシリーズの一作目ではまだ手探りで読み進めている感じで、全体をようやく把握できてきたかな、と思った時には一冊が終わってしまって、続きをもどかしい思いで待っておりました。
 
一作目に比べると殺人集団の「アゲハ」の正体も大分明らかになってきて、より分かりやすく入り込みやすい展開になりました。
 
カラスや神谷が物語の主要な部分を占めつつ、呆気なくやられてしまったのはちょっと残念。
相変わらず渡瀬は何をたくらんでいるのか分からず不気味ですね。
 
昴達とアゲハは元を辿れば同じ仲間のようなもの。
だけど共存しようとすればするほど、平和にまとまる要素はそがれていって、ちょっと悲しい。
 
続きが気になるなあ。次は2013年4月5日発売予定ですって。
(4点)