No-music.No-life

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ナモナキラクエン

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「楽園の話を、聞いてくれないか」そう言って、父さんは死んでしまった。残された僕たち、山(サン)、紫(ユカリ)、水(スイ)、明(メイ)は、それぞれ母親が違う兄妹弟。そして僕たちは、楽園探しの旅を始めた。


小路幸也さんの本です。
 
うーん、今回はちょっと久しぶりの可もなく不可もなくの小路さんでした。
結局血が繋がっていなかったということなの?
明言されないからなんとなくもやもやしたものが残りました。
 
長男のサンが大学生の割にはしっかりし過ぎていてちょっと年相応に思えなかったのと、逆に末っ子のメイが小学四年生の割には子供ッぽ過ぎる気がしてしまったのが残念。
 
ただ、ユカリのキャラクターと、サンの彼女のはるかのキャラクターはとても好感が持てました。
美人系と可愛い系の女の子という感じでしょうか。
 
最後まで朝美さんの立ち位置がよく分からなかったり、父親があれだってことは何で母親はああいう態度だったのだろう?とか、想像力で補えない部分があり過ぎてもやもや。
 
「つむじダブル」とリンクしている、という冒頭の部分。
この前よんだばかりなのに、微妙に思い出せないのもちょっと悔しいです。
(3.5点)