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怒らない技術2 それでも怒ってしまうアナタへ

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「職場」「家庭」「子育て」「上司・部下」「ヤル気」「体調不良」「恋愛」…など、すべてのイライラを解消します。


嶋津良智さんの本です。
「怒らない技術」に続いて、第二弾も上司からお借りしました。
 
2のもくじとしては・・・
第1章 そもそも怒りやイライラの原因は何なのか?-イライラが引き起こす心と体の問題とは?
第2章 イライラや怒りの芽を摘みとる「七つの対症療法」-それでも怒ってしまうあなたのために
第3章 体質改善のための「三つの準備」-たったこれだけでイライラが消え、人間関係もうまくいく!
第4章 自分の「怒りのパターン」を知るー「アンガーログ」でどんどんイライラがなくなる!
第5章 こうすればイライラが生まれない!-いますぐできる!「イライラの芽」を摘みとる方法
第6章 怒っている人は仕事ができない!-「仕事」での怒り・イライラをなくす方法
第7章 当たり前だけど、怒りが人間関係を壊してる!-恋人、夫婦、友人とのイライラを消す方法/トレーニング編  イライラ体質を改善する2週間プログラム
 
1が主に苛々したり怒ったりすることに、全くのメリットがなく何の意味もない事をとき、いかに怒らずに日々を過ごした方が得かを書いているのに対し、更に踏み込んで苛々しないために実践できる気持ちの切り替え、実践方法、それでも苛々してしまった場合の対処法が詳しく描かれています。
 
1巻は元々別のタイトルで出していたものをタイトルを変えて再発売したものらしいということもあり、人によっては全くタメにならない、読んでも変わらなかったという方もいらっしゃるかもしれませんね。
 
私は仕事やプライベートでも苛々してばかりだったので、意識改革の面で革命が起こったような気持ちになりました。
 
意識的に怒らないように怒らないように、と思っていてもやはり仕事でムカつく事があるとすぐに苛々してしまう私。
 
特に最近は世代が違う年下の後輩に指導をしている立ち場なので、「何で私が言った事を理解できないんだ」とか「やる気がないんじゃないだろうか?」と苛々、批判的にしか考える事ができずにいました。
 
この本を読んで、「色眼鏡」で相手を見ていたこと、自分の価値観=枠でしか物事を受け入れられていなかったこと(結果、枠からはみ出た部分が怒りになってしまう)をしみじみ実感。
 
神経質で完璧主義な自分は、どうしても「普通だったらこうするだろう」「私だったらこうするの何でこの人はできないんだ」と思ってばかりです。
従って、通勤途中の電車の中、運転中や職場などでもすぐに苛々してばかりでした。
 
二週間の改善プログラムも収録されており、この本を買おうか真剣に迷い中です。
意識を変えるということはとても難しいけれど、明日からでも実践できそうな無理なく始められそうな気負わなさが自分には合っているような気がします。
 
うん、2巻の方が更にためになる感じがしました。
最近苛々しているな、と思う方はぜひとも読んでみてください。
(4.5点)