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しあわせのパン

 
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北海道洞爺湖畔の静かな町・月浦に、りえさんと水縞くんの営むパンカフェ「マーニ」があった。実らぬ恋に未練する女性・香織、出ていった母への思慕から父親を避けるようになった少女・未久、生きる希望を失った老夫婦・史生とアヤ……さまざまな悩みを抱えた人たちが、「マーニ」を訪れる。彼らを優しく迎えるのは、りえさんと水縞くんが心を込めて作る温かなパンと手料理、そして一杯の珈琲だった。


三島有紀子さんの本です。
 
映画の予告編を見た時、気になるなあと思っていたのですが、そう思っていたまま時は過ぎ、結局見逃してしまった映画でした。
図書館にたまたまあったこの本を読み、やはり映画を見ておけばよかったなあとしみじみ思いました。
 
最近ちょっと頭を悩ませる事があって、そのせいかやけにこのスローライフな雰囲気に癒されてしまいました。
問題や悩みを抱えている人間が、北海道にあるカフェ・マーニに辿りつく。
そこで出されるパンと美味しいコーヒー。優しく愉快な仲間達がとにかく優しくて、とんがっていた気持ちや後ろ向きな気持ちが前向きになれるような、そんな素敵な物語でした。
 
完全にりえさんが原田知世のイメージで書いている感じ。
原田知世は一度フェスで実物を見ましたけど、もうオーラが全然違う。本当に可愛かったです。
こんな可愛い大人になりたいわ。
 
機会があったらぜひ映画も見てみたいです。
(4点)
 
10/14読了