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ゴーストハント6 海からくるもの

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日本海を一望する能登半島で料亭を営む吉見家。この家は代替わりのたびに、必ず多くの死人を出すという。依頼者・吉見彰文の祖父が亡くなったとき、幼い姪・葉月の背中に不吉な戒名が浮かび上がった。一族にかけられた呪いの正体を探る中、ナルが何者かに憑依されてしまう。リーダー不在のSPRに最大の危機が迫る。


小野不由美さんの「ゴーストハント」シリーズ第六弾。
 
まさかのナルが、のっけから憑依されてしまうことにより無念のリタイア。
頭の切れるリーダーが不在の中、いつもの霊能力者の面々がない知恵を(?)絞って、事件解決に向けて一致団結します。
 
5巻まで良い所なし、というか本当にこの人大丈夫なの?と思われていた綾子が、とうとう本領発揮です。
きっと何か凄い力を秘めているのだろうとは思っていたけど、まるで別人のような凄い力を魅せつけてくれました。
 
今回はナルがほとんど表に出てこないので、特にぼーさんと綾子が活躍していた気がします。
あと、何の力もないけど頭が良くて飄々としている安原さんが何か凄く良い味を出してるんだよなー。
 
少しずつナルの力や過去が明らかになってきて、次巻でとうとう最終巻。
全ての謎が解き明かされるのか、と思うと、ついつい一日で読んでしまおうと集中してしまう。
 
最近本当に読書で現実逃避しているかも・・・。
(4点)