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RDG4<レッドデータガール>世界遺産の少女

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夏休みも終わり学園に戻った泉水子は、正門でふと違和感を覚えるが、生徒会執行部として学園祭の準備に追われ、すぐに忘れてしまう。今年のテーマは戦国学園祭。衣装の着付け講習会で急遽、モデルを務めることになった泉水子に対し、姫神の出現を恐れる深行。果たして会終了後、制服に着替えた泉水子はやはり本人ではなく…。大人気シリーズ!物語はいよいよ佳境へ。姫神の口から語られる驚くべき事実とは…。


荻原規子さんの「RDG」シリーズ。
どうしても地元の図書館で借りられなかったので(ずっと誰かが借りている)、予約してようやく手元にやって参りました。
3巻までを一気読みして少し時間が経っていたので、内容を忘れがちな部分もあったのですが、4巻から今までのあらすじや登場人物紹介が加わっています。
 
面食らったのが、冒頭が泉水子の日記で始まること。
今までの事を振り返っているのですが、泉水子が書いているという建前上、若干文章が読みにくくてとっつきにくい中、4巻の始まりでした。
 
うーん、今回はあまりにも時間が進まなかったせいもあるし、動きも大きな事件や出来事があった訳ではないので(細かく小さい事なら色々あるとしても)、あまり印象に残らなかったかも。
 
そして重大な事を言っているはずの姫神の言葉が何だか難しくて、理解できなかった点もあり、全体的に説明などが多い割に理解できない、という部分が結構あって。
 
5巻ではついに宗田姉弟と高柳達の対決があるのでしょうか?
 
ただ満足だったのは、泉水子が深行に寄ってくる女の子に対して無意識のうちに複雑な心境になっていること。
絶対に深行も泉水子の事を憎からず思っているはずなのに、なかなか二人はくっつきませんね(笑)
そんな所も微笑ましいです。
1巻ではただの嫌な奴だった深行が、どんどん格好良くたくましくなっております。
今や私は、すっかり深行のファンでございますよ。
 
5巻はいつ読めるのかしら。
楽しみです。
(4点)