No-music.No-life

ヤフーblogから移行しました。

RDG2<レッドデータガール>はじめてのお化粧

イメージ 1
 
神霊の存在や自分の力と向き合うため、生まれ育った紀伊山地の玉倉神社を出て、東京の鳳城学園に入学した鈴原泉水子。学園では、山伏修行中の相楽深行と再会するも、二人の間には縮まらない距離があった。弱気になる泉水子だったが、寮で同室の宗田真響と、その弟の真夏と親しくなり、なんとか新生活を送り始める。しかし、泉水子が、クラスメイトの正体を見抜いたことから、事態は急転する。生徒たちはある特殊な理由から学園に集められていたのだった…。


荻原規子さんの「RDG」シリーズ第二弾。
 
第一弾が嘘のように、すらすら読めました。
気付いたら半分一気読みして、またたく間に読了。
 
第一弾では泉水子のおどおどと自信がなくて卑屈な所が好きになれなかったけれども、心機一転東京の高校へ進学し、環境が変わってからは少しずつ泉水子がたくましくなっていくのを感じ取れます。
 
また、宗田姉弟の対象的なキャラクターが良いです。
一筋縄ではいかない人物達が勢ぞろいした学園で巻き起こる騒動などなど、どんどん物語に引き込まれていきました。
 
また、相変わらず仲が良いのか悪いのか、という関係である泉水子と深行の関係も、突かず離れずだけど着実に近づいている様子もうかがえ、ドキドキしてしまいます。
 
既に3巻の半分まで読み終えていますが、続きが気になって仕方がないです!
 
アニメ化企画も進行中とかで、非常に楽しみなところです。