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鬼女の都

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京都ものの小説を書く作家が謎の言葉を残して自殺。彼女の死後も呪詛をこめた手紙を送り続ける〈ミヤコ〉の正体は? 真相を追う吉田優希の眼前で、怪事件が連続する。幻想と論理を綺羅に織る長編本格推理。


菅浩江さんの本です。

 
ごめんなさい。
かなり飛ばし読みしました・・・。
 
本好きの上司が貸してくれた本だったので、初めて知る作家さん、初めて読む作品でした。
タイトルからあまり面白そうとは申し訳ないですが思えなかったのですが、読み始めて数行で「あ、ヤバい」と悟ってしまいました。
 
完全に好みの問題だと思いますが、もう読むのが苦しくて苦しくて辛かったです。
途中で辞めてしまおうか、と思いながら何とか読み切ったものの、後半は飛ばし読みしまくっていますし。。。
こんな読まれ方するのも不本意だろうなあ。
申し訳ない気持ちで一杯になりながら、苦く読み終えた本でした。
 
何が悪かったのか、と思うと、まず登場人物達(特に女子)に全然魅力を感じなかったこと。
女子同士の陰険さばかりが引き立ち、犯人は誰なのかと疑心暗鬼になっているので、誰にも好感を抱けなかったことでしょうか。
唯一、男性陣2人のキャラクターは嫌いではなかったのですが。。
そもそも、女の子が「ボク」とか言う世界は、私には向いていないようです。
同人誌の話、古典の話、能の話、とまったく興味もなく知識もないジャンルの話が沢山出てきたので、とうとう最後まで楽しめる事がなかったです。
 
文章も私には若干読みづらかったかな・・・。
こんな読み方しかできなくて、本当に申し訳ないとしか言いようがなかったです。