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探偵ザンティピーの仏心

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NYに住むザンティピーは数カ国語を操る名探偵。ある日、ボストンにあるスパの社長・エドから依頼が入る。娘のパットが、北海道の定山渓で日本の温泉経営を学ぶ間、ボディガードを頼みたいという。ザンティピーは依頼を受けるが、定山渓に向かう途中、何者かに襲われ気を失ってしまう…。謎と爽快感が疾走する痛快ミステリ。書き下ろし第二弾。


小路幸也さんの「探偵ザンティピー」シリーズ。
 
小路さんの発刊スピードが非常に速いので、次から次へと読み終えてもどんどん新しい本が!
という訳で、このシリーズ…どういう話だったっけ?と思いながら読んでいると、ああ!と納得。
 
アメリカ人なのに、べらんめえ口調で日本語がぺらぺらなザンティピーね!
寅さん仕込みの日本語が、思わずクスリと笑ってしまいます。
 
話としては、唐突にザンティピーがひらめいて真相を言い当てて終わってしまう感があって、可もなく不可もなく・・・という感じでしたでしょうか。
読みやすいのは小路さんの良いところなんですが、最近似たり寄ったりの作品が多いような印象も受けたりして。
 
とは言え、好きな作家なのでこれからも読みたいと思いますけどね!