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綺譚集

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伊坂幸太郎氏推薦――「文章の完璧さと恐ろしいまでの美意識が、どこか異様で、格好いいです。」

天使へと解体される少女に、独白する書家の屍に、絵画を写す園に溺れゆく男たちに垣間見える風景への畏怖、至上の美。生者と死者、残酷と無垢、喪失と郷愁、日常と異界が瞬時に入れ替わる。――綺の字は優美なさま、巧みな言葉を指し、譚の字は語られし物を意味する。本書収録の15篇は、小説技巧を極限まで磨き上げた孤高の職人による、まさに綺譚であり、小説の精髄である。解説=石堂藍


津原泰水さんの本です。

津原さん、昔はあんなに読みやすくて大好きだったのに・・。
どうしてこんなに読みにくいんだろう。。

そして、レビューを見ると評価が高いことから、単純に自分に合わないということが分かりました。
独特の文体、旧漢字、改行少なめの長い文章にはなかなか馴染むことができませんでした。。

男性が描く、性描写はキツイ・・。
死体描写のグロさなどはそんなに気にならなかったけど、私には合わなかった、ただそれだけです。

うーん、しばらくまた、津原さんの作品を読むことはなさそうです。