少女の目に映る世界を鮮やかに描いた第26回太宰治賞受賞作。書き下ろし作品『ピクニック』を収録。
今村夏子さんの本です。
第二十六回太宰治賞受賞作だそうです。
書店で見かけて気になっていて、地元図書館で見つけました。
表題作「こちらあみ子」
あぁー…何か物凄いテンション下がる強烈な個性の主人公だなあという、まずはそんな印象。
精神的疾患か何かがあるのか？、あみ子はかなり変わった人間…奇人の域です。
あまりの奇人変人っぷりに、周りの人間も、家族すらあみ子を持て余しています。
ただひたすらに、気分が暗くなっていくくらいの様々な事をやらかすあみ子。
淡々と語られる物語が、更にどうにも読み手（私）に嫌あな気持ちを与えてくれました。
何だかもやもやしたまま読み終え、書き下ろしの「ピクニック」に入ります。
あみ子よりはまともな人間が…と読み進めていけば、まさかの虚言癖？を持ったこちらも変わり者が出てきます。
割とサバサバと話が進むので、こちらの方が読みやすかったですが…
私には合わないみたいです。。
同賞受賞でデビューした津村記久子さんと完全に一致、な印象。
津村さんの文章が好きで、山崎ナオコーラさんの主人公を3分の1、西加奈子さんの強烈な個性を持った主人公を、気持ち濃いめに3分の2くらい混ぜたら今村さんになるかもね？
西さんの作品の主人公は、奇人変人でもなんか憎めないから嫌いじゃないんだけど…
あみ子は好きになれなかったな…。
レビューでは軒並み高評価のようなので、単純に私には合わなかっただけのようです。
第二十六回太宰治賞受賞作だそうです。
書店で見かけて気になっていて、地元図書館で見つけました。
表題作「こちらあみ子」
あぁー…何か物凄いテンション下がる強烈な個性の主人公だなあという、まずはそんな印象。
精神的疾患か何かがあるのか？、あみ子はかなり変わった人間…奇人の域です。
あまりの奇人変人っぷりに、周りの人間も、家族すらあみ子を持て余しています。
ただひたすらに、気分が暗くなっていくくらいの様々な事をやらかすあみ子。
淡々と語られる物語が、更にどうにも読み手（私）に嫌あな気持ちを与えてくれました。
何だかもやもやしたまま読み終え、書き下ろしの「ピクニック」に入ります。
あみ子よりはまともな人間が…と読み進めていけば、まさかの虚言癖？を持ったこちらも変わり者が出てきます。
割とサバサバと話が進むので、こちらの方が読みやすかったですが…
私には合わないみたいです。。
同賞受賞でデビューした津村記久子さんと完全に一致、な印象。
津村さんの文章が好きで、山崎ナオコーラさんの主人公を3分の1、西加奈子さんの強烈な個性を持った主人公を、気持ち濃いめに3分の2くらい混ぜたら今村さんになるかもね？
西さんの作品の主人公は、奇人変人でもなんか憎めないから嫌いじゃないんだけど…
あみ子は好きになれなかったな…。
レビューでは軒並み高評価のようなので、単純に私には合わなかっただけのようです。
