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2011年7月12日(火)~16日(土)北の国からこんにちは~北海道4泊5日の旅~ 第三日目:登別編

そして三日目。
 
初日の晴天は何処に行ったのやら、二日目から天気が下り坂になっているのを感じていたのですが・・・
まさかの雨!
 
朝食バイキングを食べ終え(ここで、北海道の乳酸菌飲料ソフトカツゲン」がある所がニクい!早速飲みました)、外に出れば、札幌は雨。しかも寒いくらいで、ザーザーの本降りでした。
 
本来ならば、洞爺湖方面へ行く予定だったのですが、この土砂降りに諦めざるを得ませんでした。イメージ 1
札幌を出たものの、さて何処に行こうかと思って立ち寄ったのは、新千歳空港
 
そう、7/15に新千歳空港ターミナルビルがオープンということで立ち寄ってみたのですが・・・・
そうです。7/15って・・・明日じゃん!
 
という訳で、明日のオープンに向けて着々と準備が進んでいるビル内を横目に見ながら、お土産を買うのでした。
 
ロイズの限定マカロン(3個入り)を購入したよ。
 
という訳で、あまり時間を潰す事ができないまま何処に行こうかとうろうろ。
千歳や苫小牧は特にこれ!という観光名所が見つからなかったので、時間を潰すために何故か苫小牧のイオンへ(笑)
 
北海道には、札幌・苫小牧・旭川の三店舗にタワレコがあるのですが・・・それというのも、前日に札幌のタワレコSchool food punishmentのアルバムを買いに行こうと思ったら、閉店時間で間に合わなかったという悲しい出来ごとがあったのですね。
調べてみたら、たまたま苫小牧のイオンにタワレコが入っている事を知ったのでじゃあ行ってみるか、と(笑)
まあ・・・無事にCDは購入したのですが、特筆するべき事もないので割愛しますね。


イメージ 2登別
 
さて、気を取り直して本日の宿がある登別へ。
鬼がお出迎えしてくれました。
 
登別はこちらも修学旅行の時に一度訪れている場所です。
思春期故か、せっかく温泉のある所に行ったのに温泉に入らなかったんですよねー。
 
今回は旅のメイン(一生に一回くらい贅沢しようぜ!的なノリで)である、高級旅館への宿泊も待っています。
 
しかしそれにしてもまだまだ時間がある。
どうしよう。
 
と車を走らせていると、「クマ牧場」の名が!
 
そういえばそこも修学旅行で行った気がするけど・・・クマが一杯いたという印象しかないなあ・・・と言いつつ、結局行く場所がないのでクマ牧場を目指す事に。
 
迷っていたにも関わらず、明らかにUターンできなそうな所に駐車場の料金所があって、ちゃっかり駐車料金を取られてしまう。イメージ 3
そして受付に行くと・・・入場料高っ!
 
ロープウェー料金も含むって言ったって・・・
¥2,520!?
 
一瞬躊躇する私達でしたが、ここまで来てしまったし、駐車料金も支払ってしまったし・・・と腹をくくって入場料を支払います。
これで面白くなかったら最悪だな!という気持ちで、物凄く長くて高くて絶叫モノ(一人で叫んでいた)のロープウェーを乗り継ぎ、山頂へ到着です。
 
 
イメージ 4そこにいたのは、可愛らしい小グマたち。
 
というか、流石高い所に登ってきただけあって、霧が凄い。
雨が降りしきる中、もやっとした景色の中を散策します。
 
雨で平日の午後ということもあって、観光客自体も少なかったので、ゆっくりと回る事ができました。
 
 
早速私達が向かったのは、クマのメス達がいる「第2牧場」です。
 
イメージ 5
 
上から見下ろす形でクマ達を観察する事ができるのですが、近くでクマの餌(クッキー!)を投げて餌を与える事ができるのですよ。
 
このクマを見てください!→
立ってるんです!
上から人間達が餌を投げるのを分かっているので、大きな体を立ちあがらせて餌をくれくれと手を振ったりする姿が凄く可愛いんです。
 
動物嫌いの母でさえ、「おーいおーい!こっちだよー!ほらっ!」とか猫撫で声を出して餌を投げていました(笑)
 
しかし、それと同時に餌を狙うカラスが周囲に沢山いるので、一つ投げた餌を空中飛行でカラスにかっさらわれたのが悔しかったです。
 
よっぽど飢えているのか、餌の奪い合いでクマの獰猛な鳴き声が聞こえてきて若干怖かったですが、このメス舎は比較的愛敬のあるクマが集まっていた気がします。
 
イメージ 6クマへの餌やりでかなりテンションが上がりながら、「ユーカラの里」でアイヌ民族の文化や歌を披露するイベントを見て(しかしこのスタッフの皆さんがかなりやる気がなくて、歌いながら笑ってしまったりとぐだぐだで酷かった・笑)、今度は「人のオリ」へ移動します。
 
この場所は、クマの群れの中に迷い込んでしまったような空間があり、間近でクマの姿を見る事ができるのです。
 
 
 
イメージ 7
 
完全にクマの目線で見る事ができるのですが、クマって本当に大きいですね。野生の熊に遭遇したらひとたまりもないですよ・・・。
そしてこちらのクマ達はまだ子供のオスが多いそうで、餌をねだって餌入れの棒をガンガン叩きまくっているやんちゃなクマがいて、途中からクマの説明をしれくれた係員に苦笑されていました(笑)
 
そして最後にアヒルレースです。あれ、この係員のおっちゃんはクマの餌を売っていたような。
デモンストレーションでは明らかに一番早かった黒に賭けたのですが、本番では予想に反して別のアヒルがぶっちぎりの一位を記録し、観客の誰ひとり的中させた人はいなかったというさんさんたる結果に(笑)ちなみに一口100円か200円だったかな。的中させた人にはプレゼントがもらえるそうです。
何をもらえるんでしょうねー?
 
という訳で、予想に反して物凄い楽しめたクマ牧場。高校の時は何であんなに印象に残っていないんだろう?(笑)クマの可愛らしいおねだりポーズは見る価値ありますよ!

イメージ 8そしてこの旅の目的である「贅沢宿を満喫」のため、「登別温泉郷 滝の家」へ。
 
この宿、何が凄いって部屋に露天風呂があるのです!
 
←この周りにあるドアは完全に開くことができて、自然を前にして露天風呂に入れるんですよ!
勿論お値段も素敵なお値段ですけどね☆
高級旅館の定番、到着早々ずらりと仲居さん方々が並んでのお出迎えです。イメージ 9
 
台車に荷物を載せられ、部屋まで案内されます。
 
部屋はとにかく広い!
 
まず露天風呂があって、洗面所(洗面台が男性用・女性用と二つある)があって、リビングと、ベランダではチェアーがあってまったりできて、ベッドのある寝室と敷布団を敷く寝室がもう一つ、トイレも最新式だし、ご飯を食べる部屋もあるんですよ!
 
ウェルカムドリンクならぬ、ウェルカム抹茶のおもてなし!
イメージ 10
 
立てていれる抹茶を飲んだのは初めてかも。
美味でした!
 
TVは最新式の液晶TVがリビングとご飯を食べる所に2台。DVDも見られるらしいです(笑)
 
少しまったりしてから、館内を散策。
宿から見える風景が風情があります。
そして、早速温泉に入る事にしました!
 
 
 
イメージ 11この宿には屋上の露天風呂と地下にも露天風呂があって、更に部屋にもあるんですよー!全部入ってやりましたよ(笑)
初日は屋上の露天風呂へ。丁度入っていた人が出て行った良いタイミングだったので、独占状態で温泉を満喫しました。お風呂に置いてあった角栓がポロポロ取れるというやつをつい売店で買ってしまいましたが(笑)
 
そして、夜は2時間かけての豪勢な夕食です。
部屋で食べる事ができるのですが、一つ一つ部屋に運んで来てくれる豪勢な夕食でした。↑前菜 
イメージ 12
 
私は物凄い偏食なので、大体宿で出る会席料理系はほとんど食べられません。
どうせ今回もダメなんだろうなあと諦めていたら、流石高級旅館。
 
事前に嫌いなものがないかをリサーチしてくれ、「魚介類(鮭とマグロは大丈夫)が苦手です」という無茶な注文にも温かく答えてくれ、見て下さい!
 
私のためだけに、鮭とマグロの料理に差し替えてくれているんです!本当は別の海鮮の料理だったのですよ!
 
イメージ 13
 
という訳で、大変な心づくしを受けて、ほぼ完食した私でした。
2時間かけての豪勢な料理は、お腹をパンパンに膨らませまてくれました(笑)
美味しかったし、とにかくお心遣いの温かさといったら・・・!
 
そんな食後の運動も兼ねて、丁度今の時期にのみ開催しているという
「鬼花火」を見に行く事に。
週末開催が恒例らしいのですが、最近は人の数が凄すぎて混乱が起こるので、平日のこの時期に開催しているんですって。
イメージ 14 
何でも、地獄谷に住んでいると言われる鬼達が手筒花火を持って、豪快に花火を打ち上げるんですって。
 
手筒花火だと思ってなめていたら、こんなんでした。
凄い迫力!
 
花火打ち上げ前には、鬼達が太鼓のリズムに合わせて舞を踊ります。
 
観光客がほぼ中国人でしたけど、平日にも関わらず沢山の人が来ていました。
 
イメージ 15慣れない浴衣姿と下駄で、宿から15分くらい歩く場所にあったので汗だくになった私と兄は(母は部屋でマッサージを受けてました)、帰って早速部屋風呂に入り汗を流してさっぱり。
 
風呂上がりのコーラが美味しかったなー(笑)
 
という訳で、大変満足した北海道旅行3日目。
 
明日は天気が良ければいいなあーと思いながら、高級旅館を満喫しながら眠りについたのでした。
 
4日目へつづく・・・