楽しい焼肉パーティー…のはずだった。オーストラリアから一時帰国した秀人さんを囲んだにぎやかな会が、一転、激しい兄弟ゲンカに。さらに運の悪いことに、仲裁に入った勝利の頬に強烈なパンチがはいった。顔面が腫れ、歯を失い、部活を休んだ勝利のもとを星野りつ子が見舞いに訪れ、これまでとは違う一面を見せる。一方、かれんはひとり悩みを抱えているが…。セカンドシーズン第3弾。
村山由佳さんの本です。
これは酷い・・・
このシリーズを好きじゃなかったら、絶対買って後悔していると思います。
しかもこの内容の薄さとページの薄さで２冊同時刊行って、なめてるんですか？
とか酷評してしまうくらい、酷い。。
正直、ユーザーレビューでも酷評されているようですが・・・私も敢えて言います！
アパートの大家さんの家庭の事情（恋愛絡みの三角関係）なんて・・・「おいコー」シリーズを楽しみに一年に一度しか出ない作品を待っていたファンの、誰が読みたいと思うのか！
私達が待っているのは、かれんと勝利の恋愛であり、かれんが抱えているらしい悩みであり、決して第三者の家庭事情なんかではないのですよ！
この本の中で、一ヶ月も経過していないと思われる時間経過の遅さ（だって気付けばいつの間にか年上だったはずのかれんの歳を越えてますし、私！）と、本一冊の3分の2以上を割いての大家さんの家庭事情の話は・・・ちょっとあまりにも酷いのではないかと。
第四弾も同時刊行ですが、一冊にまとめても内容が薄いのでは・・・
意味深に勝利の身になにか、下手したら見捨ててしまいたくなるような展開が待っているようなのですが、最早ああまり期待していません。変な方向に進まない事を祈るばかり。
今回はね、かれんがほとんど登場しなかったのが私は不満ですよ。
そしてセカンドシーズンになってから、あれだけファーストシーズンで進まなかった展開が、いともあっさり行われてそこでとりあえず落着しちゃう安易な展開が何か嫌なんですよね。
うーん、酷評し過ぎました。
それでもこのシリーズは好きなので、嫌いになれないのがまた・・・村山さん、ファンを悲しませているのではないですか？
そしてどうでもよいけど、3巻の時点で最新の5巻の広告というかあらすじというか・・・それを巻末に載せる神経が理解できません。
あー勝利は何かあってオーストラリアに逃げたんだーって、ちょっとネタバレやめてください！
