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図書館革命 図書館戦争シリーズ④

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正化33年12月14日、図書隊を創設した稲嶺が勇退。図書隊は新しい時代に突入する。年始、原子力発電所を襲った国際テロ。それが図書隊史上最大の作戦(ザ・ロンゲスト・デイ)の始まりだった。シリーズ完結!!


有川浩さんの本です。
 
図書館戦争シリーズの中で、一番スムースに読めて且つ面白いのがこの本のような気がします。
 
見るからにお互いがお互いを好きだというのに、なかなかくっつかない堂上と郁の恋もいよいよ完結。
そして図書隊の今後の行方もはっきりと良い方向に終わって一件落着――
 
と言うほどやはり気になる柴崎と手塚の今後や、あのキャラクター達の行く末は?!
という人に朗報です。
 
「別冊図書館戦争I」と「別冊図書館戦争II」で続編があるので、本作だけでは納得しなかった方にも納得いただけるかと(笑)
 
それにしても、何か犯罪が起きると、すぐに本とかから影響を受けた、と短絡的に結び付けたがる風潮はどうかと、本作を読んで更にその想いが強くなりましたね。
この作品のように、作家が活動を制限されるような世の中にはなってほしくないです。