「2年間で、劇団の収益から300万を返せ。できない場合は劇団を潰せ」―鉄血宰相・春川司が出した厳しい条件に向け、新メンバーで走り出した『シアターフラッグ』。社会的には駄目な人間の集まりだが、協力することで辛うじて乗り切る日々が続いていた。しかし、借金返済のため団結しかけていたメンバーにまさかの亀裂が!それぞれの悩みを発端として数々の問題が勃発。旧メンバーとの確執も加わり、新たな危機に直面する。そんな中、主宰・春川巧にも問題が…。
実を言うと、あまり期待していなかったのです。でも、第一弾を読んだ時は、それなりに楽しめていたのかーとこの第二弾を読んで意外な思いでした。
今回は正直・・・微妙。。
スポットの当たらなかった他メンバーを描いてくれたのは良いのですが、恋愛の話が絡んで来て、やたらめったら、劇団員の男女でくっつくような展開は興醒めでした。
うーん、あと今回は司があまりメインになって出てこなかったのが物足りなかったかも(笑)
ページ数の割には、字は大きめで読みやすいかなと思っていたのですが・・・読むのに大苦戦。
どうもキャラクターが多すぎて把握しきれていない感じは今回も残りました。
図書館戦争シリーズの場合は、良い意味で個性派揃いなのにきちんと目立っているから、埋もれてしまう登場人物はほとんどいないのですが・・・このシリーズだと私はどうもなじめていない様子。
借金返済のために協力し合う劇団員たち。
第二弾ではそのメインの話自体も中途半端な印象でした。
どうやら第三弾も予定しており、次回で完結らしいですが・・・。
あとどうでも良いのですが、毎度ながら堂上っぽいキャラクターがいるんですよね。
またか、と思いつつやっぱり一番好きなキャラは司だったりします(笑)
「シアター！」の感想↓
