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女医 上巻

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彼女は果たして100万ドルのために患者を殺したのか。証拠をつかんだ同僚医師の魂胆は?彼女はなぜ賭けなどのために命をかけたのか?二重婚約を解決するために彼が選んだ道は?彼女は愛の天使なのか、それとも色と欲をからめた単なる淫乱女なのか?優秀な女医の出世街道の先にあるのは?この年エンバーカデロ郡立病院を襲った激震にあなたは耐えられるか!S.シェルダン、サスペンスの傑作。


シドニィ・シェルダンさんの本です。
先日読んだ本がとてもつまらなかったのでどうなるやら・・・と思っていたのですが、大丈夫でした。
 
プロローグからかなり不穏な雰囲気を醸し出していて、この研修医の女医3人に何かが起こると匂わせて匂わせて、上巻ではまだ何も起こらないところが怖いし、気になります。
 
女医の三人がそれぞれ個性があるので今回はちゃんと人物の書き分けもできているし、分かりやすいです。
 
圧倒的な人員不足と過酷労働の現実には読んでいるこちらも心配になってしまいますが、それだけではなくこの話がどういう風に進んで行くのか?不穏な雰囲気はどんどん濃くなっていきます。
 
続きが気になります!