シドニィ・シェルダンさんの本です。
という訳で、昨日無事に下巻を読み終えたのですが、面白かったー！
どんどん引きこまれていきましたよ。
下巻は双子の姉妹の姉・イブと妹アレクサンドラの中心とした話。
ケイトは歳を取っても存命。
愛情も称賛も財産も全て独占したいとたくらむイブ。
そんなイブの一卵性双生児の妹アレクサンドラは、姉の巧妙な手口で殺されかかったり、イブが問題を起こした責任をなすりつけられたりと災難なのに、全くそれを自覚しておらず、姉を慕っているという状況。
資産家・企業の社長でもあるケイトは年を取っても若さと美貌を失わず、まだまだ現役。
実の息子が精神病患者となり、相続は双子の姉妹へ。
特にケイトはイブを会社の後継者とするつもりでいたのだが、巧妙なイブのたくらみはいつしかケイトに真相を暴かれる事になって――
美貌の持ち主であるこの一族の姉妹ですから、相当な美人（グラマーで美人で才能もある！）。
純真無垢なアレクサンドラに比べ、イブのこのしたたかさとずるがしこさはとにかく圧巻！
最後にはきちんとイブにも天罰が下るけれども、見た目で判断するような男ではなくて人間そのものを愛してくれる人と巡り合えた幸せを感じられる日はくるんでしょうか。
上下巻で分厚い長編でしたが、面白いのですいすい読めました。
いやー面白かったです！
