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明日があるなら 上巻

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名門の御曹司との結婚を間近に控え、幸福の絶頂にあったトレイシー・ホイットニーにかかってきた1本の電話。急いで帰郷した彼女を待ち受けていたのは、極悪人どもが仕組んだ非道極まる陥穽だった…。息もつかせぬスピーディーな展開で読者を完全にトリコにしてしまうアメリカの超ベストセラー作家シドニィ・シェルダンの傑作、堂々の登場。


シドニィ・シェルダンさんの本です。
 
上司から借りた本ですが、この本上巻しか借りてないから下巻がなくて・・・めちゃくちゃ気になります。
前回読んだ本も読みやすかったですが、初めてこの作家の長編を読みました。
 
いや、凄いスリリングでスピード感溢れる展開にハラハラドキドキ!


御曹司と婚約をし、幸せな未来が待っていると幸福の絶頂にいた美女のトレイシー。
トレイシーの母の自殺の原因が、とある人物にあった。
復讐を決意し、銃を購入してその人物を脅そうと近づくと、アクシデントでその男を誤って撃ってしまう。
幸い死には至らなかったものの、その人物や弁護士、最後には婚約者にまで裏切られ、牢獄にぶち込まれてしまう。
そこで待っていたのは、地獄の毎日。
ある日彼女は、自分をこんな境地に陥れた男達に復讐をしようと脱獄を決意することになるのだが――


美女と不幸、という組み合わせは物語を面白くさせます。
そして幸せの絶頂にいた彼女に降りかかる試練。
 
自分自身で手を下す訳ではなく、頭脳を使って復讐していく様は悪女さながら。だけど、何故か格好良い!
 
それにしても、不運にも前科者になってしまった彼女に、社会の風が冷たく突き刺さります。
無事に外国へ逃げられるか?!と思った所で、不穏な結末。
下巻が気になります、が手元にないのがもどかしいです(笑)