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龍臥亭事件㊤

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御手洗潔が日本を去って1年半。彼の友人で推理作家の石岡は、突然訪ねてきた二宮という女性の頼みで、岡山県まで悪霊祓いに出かけた。2人は霊の導くままに、寂しい駅に降り立ち、山中分け入り、龍臥亭という奇怪な旅館に辿り着く。そこで石岡は、世にもおぞましい、大量連続殺人事件に遭遇した。推理界の奇才が、渾身の筆致で描く本格ミステリー超大作。


島田荘司さんの御手洗シリーズ。
 
今回は御手洗が外国に行っているため、石岡君が語りの長編です。
いやー分厚い!そして字が小さい!だけど、面白いので気になって読み続けるんだけど、なかなか読み終わらない(笑)
3日かかりましたが、ようやく上巻読了。
 
シリーズを順番に読んでいないので、「里美」の存在がよく分からないままだったんです。
この巻で初めて里美が登場しますが、この回ではまだ高校生ということもあって子どもっぽい面を魅せる半面、石岡君に対する態度には妖艶な魅力も発揮。
 
いまいち里美は掴みどころがないというか、苦手なキャラ(AB型ではないのか?と予測・(笑))なんですけど・・・上巻では怪しい存在でもあります。
 
それにしても、石岡君は不運というか・・・突然訪ねてきた女性の強引な頼みで何故か岡山まで行く事になってしまった先で、おぞましい連続殺人事件の渦中に巻き込まれてしまう――
 
亡霊が現れたり、いまわしい陰惨な事件のあった町でもあり、曰くありげな怪しい雰囲気に包まれています。
 
上巻は、石岡君が事件の概要をしたためて、海外にいる御手洗に手紙を投函、というところまでです。
下巻では、御手洗がどのように鮮やかに事件を解決してくれるのか?
また、この事件の真相はいかに!?
 
続きが気になる!
でも、また三日かかりそうです(汗)。