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逃げる男

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××現場を見てしまった男。よせばいいのに、「何しているんですか?」ときいてしまったのが不幸の始まり。しかし、捨てる神あれば拾う神あり。絶体絶命のそのとき男にほほえむものは…。ブロードウェーの脚本でトニー賞を、推理小説エドガー賞を、映画の脚本でアカデミー賞を受賞し、ハリウッド大通りのスター・オブ・フェイムに名を刻む天才作家シドニィ・シェルダン。お得意のユーモアサスペンスで待望のシリーズいよいよスタート。


シドニィ・シェルダンさんの本です。
 
え?日本人作家じゃないなんて珍しいって?
そうです。
自らは手を出さないんですけど、会社の人が貸してくれたので読む事にしたのです。
 
自分の中で洋書は凄く敷居が高くて。
以前も会社の後輩に借りた本を途中で挫折して読み切れなかった事があって・・・。
こういうのって、翻訳する人の力量にもよりますからね。
かといって、原文では読めないし・・・。
 
恐る恐る読みましたが、スピード感があるのと意外と余白があったのですらすら読めました。
 
ある現場を不幸にも目撃してしまった男が、ギャングのボスに命を狙われる事に。
名前や職業・住む場所を転々とし逃げる男に、猛烈な勢いで追い詰めていくボス。
男は結婚まで意識した女たちと泣く泣く離れる事になりながら、ボスから逃げていくのだが――


何故男は、美女にばかりモテるのか?とか、結婚まで意識した女の人と離れて間もないのにすぐ次の美女と結婚を意識するってどんだけよ!っていう部分に疑問はあるものの、
男としては必至で逃げているだけなのに、ボスを翻弄しているようで面白いです。
 
この作家さんの本を数冊他にも借りたので、読んでみます。
ちなみに、これは初の短編なんだそうで。
これで短編ってことは、長編はもっとページ数が多いんですね?そういえば借りた本が全部上下巻だったような。