岬にたたずむ黒い塔で、幽霊のおじいちゃんと4度目の春を迎えた僕。高校に無事合格し、親友の信久とのんびり春休みを過ごそうとしていたところ、塔に予想もつかないはた迷惑なお客があらわれて―!?魔女に魔道士、仮面の旅人、そして幽霊と、千客万来の不思議な塔。そこではじまる、わくわくするような出会いを通して、僕は僕らしく生きていく!!「魔法の塔」シリーズ第2弾、高校生編スタート。
香月日輪さんの「僕とおじいちゃん～」シリーズ、第二弾。
そういえば第一弾を読んでから、放置していました。
たまたま地元の図書館で発見したので、借りて来ましたが・・・
高校生編って、高校入学してないやん！
と盛大に突っ込みたくなる、中学卒業後の春休みの話でした。
最後にようやく高校に入学するシーンがあったけれども(笑)
いやもう、これは完全に「妖怪アパート」シリーズと設定が似ている気が・・・
夕士と長谷、みたいな感じでこちらも主人公の男の子と親友の男の子がいて、そしてまた不思議な塔に住んでいて、そこには死んだおじいちゃんの幽霊やら、超絶美少女だけど本当は物凄い年上の魔道士がいたり。
妖怪アパートのスピンオフみたいな感じだと思えば、楽しさも増しますけどね。
ただ、高校生編は楽しみですね。
波乱の予感の高校生活が予想される終わり方だったので。
もう３巻も発売になっているようなので、機会があったら読みます。
