70年代、80年代、90年代の短編ミステリーから、人気作家がベスト・オブ・ベストをセレクトするアンソロジーの第5弾。今回の選者は伊坂幸太郎。“お気に入り”の8作品を選び、収録順も決定。時代を超えて愛される傑作の数々を読み進めれば、ミステリーの新たな世界が見えてくる。巻末には選者による解説も収録。
今回は伊坂幸太郎さんが選んだミステリ作品、8つを収録しています。
好みの問題かと思うのだけど、今回は読みにくいのも結構あったなあ。
最近読み始めた、夏樹静子さんと気になっていた今邑 彩さんの作品が収録されていて、読みやすくて面白かったです。
特に「めんどうみてあげるね」は、想像するとぞっとします。
だけどこういう後からじわじわと染みてくる怖さ、みたいなのは結構好きなんですよね。
それぞれの作家が選んでいる作品なので、作者の好みが色濃く反映されています。
半分は楽しめたけど、半分は楽しめなかった・・・といった感じでしょうか。
ともあれ、錚々たる顔ぶれの作品を一気に読める機会はあまりないですから、お得な一冊であることは間違いないです。
このシリーズ?の他の作品もぜひ読んでみたいな。