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さくらの丘で

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 “さくらの丘”を満ちるたちに遺すー。遺書には、祖母が少女時代を送った土地を譲ると書かれていた。一緒に渡されたのは古びた鍵がひとつ。祖母の二人の幼なじみも、同じメッセージをそれぞれの孫たちに伝えていた。なぜ、彼女たちは孫にその土地を遺したのか。鍵は何を開けるものなのか。秘密をさぐりに三人の孫は、祖母たちの思い出が詰まった地を訪れたー。三人の少女たちの青春が刻まれた西洋館、そこを訪れた私たちが見た光景はー二つの時代が交差する感動の物語。


小路幸也さんの本です。
 
何だかちょっと久しぶりの小路さん。
相変わらず執筆ペースが早い作家さんなので、常にチェックしていないとどんどん新刊が出ていて追いつかない。
この作品が出ていたのにも気づかなくて予約するのが遅れてしまった訳で。
 
 
相変わらず似たような雰囲気なのはご愛敬。
小路さんの優しさ溢れる文章はやっぱり読んでいてとても癒されます。
 
個人的にあまり厚くない本だなあと思っていた通り、いまいち謎に迫って行く感じが薄いというか、もうちょっとじっくり書いて解き明かしていって欲しかったかも。
思っていたよりあっさりと完結してしまったのがちょっと残念でした。
 
個人的に小路さんが描く女の子が可愛くて好きです。
 
大体美人か可愛いタイプの子ばかり出てくるんですけど、それがまた好感が持てたりします(笑)
 
もう一冊、映画のノベライズ本も発売されていたような。
そっちも読んでみよう。