No-music.No-life

ヤフーblogから移行しました。

好き、だった。 はじめての失恋、七つの話

イメージ 1
 
はじめて恋を失って、はじめて本気で好きだったのだと気づいた―。有川浩朝倉かすみ梨屋アリエ石原まこちん、吉野万理子、紺野キリフキ、宮木あや子ら七人の人気作家たちが、人生はじめての大切な失恋を綴った小説アンソロジー。終わった恋、始まらなかった恋、始めてはいけなかった恋…七人七色の失恋のカタチ。はじめての失恋には、恋愛のすべてがつまっている。


有川浩―――失恋の演算
朝倉かすみ――ノベライズ
梨屋アリエ――Fleecy Love
石原まこちんタマママーンを探して
吉野万理子――マリン・ロマンティスト
紺野キリフキ――とげ抜き師
宮木あや子―――はじめてのお葬式


有川さんが読みたくて予約していて、大分待ってようやく読む事ができました。
うーん、アンソロジーで満足したことって、ほとんどないんですけど・・・この本も例に漏れず・・・満足しませんでした。
 
有川さん、梨屋さん、紺野さん、宮木さんは良かったです。
(ちなみに、この4人中、宮木さん以外は読んだことがある作家、その他の作家も初めて読んだ)
 
なんていうか、一つのテーマを元にした短編集(しかも複数の作家の)だと、作家によって同じテーマでも捉え方が違うから、そこが面白いと言えば面白いのだけど、全く意味が分からないものもあったりするんですよね。
 
朝倉さんとか、吉野さんとか、石原さんは無理でしたね・・・。
 
ダヴィンチのこのシリーズ、有名作家が揃っていて否がおうにも期待しちゃうのに、読んだ後の感想と言えば微妙率が高い・・・。
うーん、私の感性の問題だろうか。
 
個人的にこのシリーズの装丁は好きですけどね。