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人形館の殺人

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巧みな構成、鮮やかな結末!戦慄の長編
亡父が残した京都の邸「人形館」に飛龍想一が移り住んだその時から、驚倒のドラマが開始した!邸には父の遺産というべき妖しい人形たちが陣取り、近所では通り魔殺人が続発する。やがて想一自身にも姿なき殺人者がしのび寄る!名探偵島田潔と謎の建築家中村青司との組合せが生む館シリーズ最大の戦慄。

綾辻行人さんの本です。
 
館シリーズ、本当はずっと「十角館の殺人」を読んでみたいと思っていたのだけど、地元の図書館に置いていなくて・・・。
辻村深月さんが影響を受けた作品、ということもあって、館シリーズの1作目から読むべきだと分かってはいたのですが、何となく選んでしまったこの作品は、シリーズを読んでいる人から見ると、かなり異質な存在だったようです。
 
個人的には、予想していた人が犯人だったーとニヤリとしていたら、全然別の展開があってうわー!やっぱり騙されたという間抜けな状態になっていたのですが(笑)、なかなか嫌いではないのですが。
 
島田潔というのは、島田荘司さんに影響を受けて(オマージュ?)のネーミングなんですよね。
どうしても御手洗を想像してしまうのだけど、勿論島田は御手洗とは別の人なので似ていなくて。
当たり前なんだけど、どうしても御手洗を求めてしまう自分がいました。
 
このシリーズ、順番通り読むべきだとか書かれてましたので、とりあえずは「十角館の殺人」を読まねばなりませんね!
多大な作家達に影響を与えた作品と評判だし、本好きの人が薦めてくるのでかなり期待しているのですが。