No-music.No-life

ヤフーblogから移行しました。

もう一度デジャ・ヴ

イメージ 1
テレビに映し出された風景に僕は覚えがある。行ったことはないのに、確かにこの情景を僕は知っている―。高校2年生の矢崎武志に起こったのは既視体験デジャ・ヴ。彼は意識を失う度に、はるか昔、生まれる前の世界を体験する。その世界で彼は戦国の忍びの一族だった。前世で何があったのか、なぜ過去を追体験するのか。運命の人に再び出会うため、時空を超えて駆ける永遠の恋のリフレイン。


村山由佳さんの本です。
 
この前読んだ「おいコー」の最新文庫の巻末の番外編が、この小説に出てくる主人公達の話であるという事が書かれていたので、そういえばこの作品は読んでいないなあと思って手に取ってみたのですが・・・。
 
天使の卵」よりも先に書かれていた小説らしく、
なるほど・・・。
文章があまり上手くないのと、設定はまあ良いとしても、ラストが唐突過ぎるし展開が急過ぎる事にしっくりこないまま終わってしまった感じでした。
 
戦国時代の話の方はストーリー性(結構ありふれた感じではあるが)があったのでそれなりに面白く読めたが、現在の話が何だか薄い感じ。
 
うーん。
村山さんは一度制覇を目指して読んでいた時期があったんだけど、どうにも作品によって好き嫌いがあるって言う事が分かってから諦めていたんでした。
 
そういうことをふいに思いだした作品でした。。