ホストたちの要望から、大幅改装を図ることになったclub indigo。ある伝手で、有名インテリアデザイナーに内装を手がけてもらうことに。工事期間中の仮店舗探しに晶が奔走する中、ジョン太、アレックス、犬マンはプライベートで事件に巻き込まれてしまう。一方、店の工事はいっこうに進まず、さらにトラブルの臭いが……。若者の“いま”を活き活きと描く、好評シリーズ第3弾。
加藤実秋さんの「インディゴの夜」シリーズ第三弾。
今回は、いつものオーナーの晶目線だけではなく、ホストである3人の目線から描かれた作品。
凄く新鮮味があって良かったのですが、晶目線になれているので最初は違和感がありました。
一番好きな話は、ジョン太の淡い恋愛を描いた「神山グラフィティ」。
クラブインディゴではNO.1ホストなのに、気になる女の子には積極的にアプローチができない。
そのギャップがとても好感度持てましたね。
個人的には晶の冷静で絶妙な心の突っ込みが読んでいて楽しいので、最後の表題作「ホワイトクロウ」で晶目線に戻って、ようやく落ち着いて読める、みたいな感じになりました。
今のところ4弾まで出ているそう。
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