イギリス・ウェールズ北西部・彼の地の伯爵は長年「バベルの塔」建設に取り憑かれていた。六十年の歳月をかけて完成した日、悪夢の惨劇が―(表題作)。残業の夜、男は急停止したエレベーターに閉じこめられてしまう。中にはもう一人、髪の長い女が。そのビルには幽霊が出るという噂があって…(「上下する地獄」)。鮮やかなプロットが光る単行本未収録作十一編。
若竹七海さんの本です。
本好きの方が結構若竹さんの本を読まれているイメージがあって、名前だけは知っていました。
どういう感じの作風なのかも分からず、とりあえず短編集から読んでみました。
読んで思ったのが、
「短すぎる」という残念な感じです。
一つ一つが独特の余韻、後味、世界観を残してくれる話なんですけど、
あまりにも短すぎて中途半端な感じがしてしまい・・・・
なんとなく世界観に浸れないまま読み終えてしまいました。
うーん、私は若竹さんの作品は向いていないのかも?