長針と短針が交わる真夜中の1秒間、運命へのカウントダウンが始まった――鈴木光司、坂東眞砂子、朱川湊人、恩田陸、貫井徳郎、高野和明、岩井志麻子、近藤史恵、馳星周、浅暮三文、桜庭一樹、仁木英之、石田衣良――大注目の新鋭から超人気作家まで、13人の豪華執筆陣が描く、悲劇のようで奇跡のようなミッドナイト・ストーリー。
むむむ・・・うーん・・・・。
アンソロジーって、なんでこうも当たり外れがあるんですかね。
なんとなく手に取った本だったのですが、微妙でした。
有名な作家が連ねているだけあって、どの人も文章が上手いし読みやすいのですが・・・・
読み終わったらもう内容を忘れてしまうような、そんな薄っぺらい印象。
いまいちこのアンソロジーの共通テーマの「午前零時」が意味をなしていない感じがして。
これだけ著名な作家が集結しているだけに、残念でした。
アンソロジーは一気に沢山の作家の作品を試し読みできるような手軽さで読めるのが良いんだけど、そのくせほとんど面白い!と文句なしに言える本に出会えた事がないんだよなあ。