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溺れる人魚

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聖アントニオの奇跡!泳ぐことさえできなくなった元天才水泳選手が自殺しその「原因」を作った医師が殺害された。しかし不可解なことに、離れた場所であったにもかかわらず、同じ時間に同じ拳銃が使われたというのだ―。


島田荘司さんの本です。
 
御手洗シリーズの、番外編といった感じでしょうか。
 
レビューを見たら意外と評価が高くてびっくりしたんですけど、今まで読んだ御手洗シリーズの中で、一番つまらないと思った作品でした。
私がおかしいのかなあ・・・?
 
そもそも、推理小説が特に好きではない人間なので、御手洗の存在が私の中でこのシリーズを読み続けていられる一種のバロメーター的な感じな訳ですよ。
だけど、番外編ということで、基本は御手洗が脇役としてしか登場しない訳です。
 
しかも石岡君も全然出てこなくて、ようやく最後の話で出て来ましたけど、これも完全に脇役(石岡君自体も)の話でしたからね。
 
内容が国家的な深い話だったり、遺伝子やら何やら・・・深すぎて私にはついていけない世界でした。