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妖怪アパートの幽雅な日常⑨

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高3の文化祭から妖怪アパートの年末まで! 文化祭の準備を進める夕士たちだが、クラスの裏サイトには誹謗中傷のコメントが書き込まれ、不穏な空気が。千晶先生が文化祭前日に生徒たちに訴えたことは?


香月日輪さんの「妖怪アパート」シリーズ、第9弾。
 
10巻で終了との事なので、終わってしまうのが悲しい!
 
8巻まで読んでいて、ずっと誰かに借りられていて続きが読めずにいたのです。
ようやく10巻まで借りてきて読みました。
 
少し久しぶりだったせいか、夕士と長谷、千晶、田代やアパートの個性豊かな面々の事はちゃんと覚えているんだけど、ちょっと登場しただけの人物が、名前だけ沢山でてきて、「あれ、誰だっけこの人・・・」と思う事が多かったのが残念。
 
なんていうか、これだけ個性豊かな人たちが集まっているからだと思うんだけど、クラスメイトの一人でもよっぽどの個性がないと目立たないっていう事なんでしょう。
 
千晶先生ラブの情報通、田代と一緒につるんでいる女の子たちの名前すら「あれ、こんな名前だったっけ・・」と思ってしまう始末。
 
とにかく、アパートに住む人間、妖怪含めてインパクトがないと生き残れないシリーズなのでしょう(笑)
 
 
あー!
それにしても、るり子さんの手料理が今回もヤバいですね!
特に一番美味しそうで食べてみたくなったのが、クリスマスのチキンもそうなんだけど(和食だけじゃなく、洋食もプロ級!)、文化祭の時の差しいれでるり子さんが作ってくれた、色とりどりのお弁当!!!
 
なんて美味しそうなんでしょう。
るり子さん、私にもこんな料理を作ってください・・・というか、技を教えて下さい・・・(笑)


高校入学時からスタートしたこのシリーズだけど、夕士もいよいよ高校三年生になり、就職から進学への道を歩み始めました。
 
長谷に何か大きな出来事が起こる模様の本巻の結末も気になりますが、
 
夕士の言葉で、
 
「私は苦労してますって態度に出す奴は、ロクな奴じゃねぇ」
 
という台詞に何だか反省した私でした。
 
苦労してきた事を億尾にも出さず、かっこいい大人な千晶先生は、今回も一段とかっこ良かったです!
 
個人的には、長谷派ですがね(笑)
 
待望の千晶と長谷の対面も実現した本作。
 
次は最終巻です。