響樹と季理子は長年の恋人同士。だが、響樹は銀座で出会ったエリカと恋に落ちてしまう。嫉妬と野心が渦巻く中、響樹と季理子はエリカをスターダムに押し上げようと企むが…。二人の直木賞作家と人気女優が奇跡のコラボ。それぞれ描く男女三人が、複雑に絡み合い、嫉妬と野心、官能渦巻く恋愛小説。
石田さんと唯川さんとサトエリが、リレー小説という形式でそれぞれ一人の人物の視点から物語を描いていく斬新な企画は良かったと思います。
はっきり言って、上手くなかったです。冒頭の部分が特に。
でも、後半にいくにつれて少しずつ持ち直していく感じは分かったから、まあ良いとして。
でも、後半にいくにつれて少しずつ持ち直していく感じは分かったから、まあ良いとして。
久々に、なんていうか「ああ・・・」とため息をついてしまうような作品を読んでしまいました。
私、恋愛小説でも官能小説寄りのやつ、ダメみたいです。
全然入っていけない。
全然入っていけない。
そして、何より酷かったのが・・・完全に石田さんの夜の桃の設定だったことです。
一人の男に、40代と20代の女が絡んで・・・どっちも選べずに、どっちとも関係を持ってしまう優柔不断な男。
結末まで一緒だったので、本気でがっかりしました。
結末まで一緒だったので、本気でがっかりしました。
石田さん、恋愛小説は向いてない気がします。
「IWGP」シリーズは大好きなんだけど、どうしても石田さんが好きなスタイル抜群で積極的な女子像が好きになれない。
そして、唯川さんは元々何度かアンソロジーで読んだ事があった気がするんだけど、好きなジャンルを書く方ではないというのもあって、ずっと苦手だったのです。
「IWGP」シリーズは大好きなんだけど、どうしても石田さんが好きなスタイル抜群で積極的な女子像が好きになれない。
そして、唯川さんは元々何度かアンソロジーで読んだ事があった気がするんだけど、好きなジャンルを書く方ではないというのもあって、ずっと苦手だったのです。
何となく表紙を見た瞬間に、「こういう」小説なんだろうと敬遠していたけど・・・読んでみたらやっぱり微妙で・・・。
企画自体は良いと思うんです。
ただ、題材が全然新鮮味がなかったので、今後もし同じ企画をやるという話があるなら・・・別の話を期待したいですね。
ただ、題材が全然新鮮味がなかったので、今後もし同じ企画をやるという話があるなら・・・別の話を期待したいですね。
嫌がらせの犯人とか、即分かっちゃいましたからね。この私でさえも。