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エデンの命題

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アスペルガー症候群の子供たちを集めた「地上の楽園」、アスピー・エデン学園から、一人の少女が消えた。残されたぼく、ザッカリ・カハネの元に届いた恐るべき文書「エデンの命題」。そこに記されていたのは、選民思想に取り憑かれた一族の忌まわしき野望と、アスピー・エデンの恐怖の実態だった。生きるために、殺されないために、アスピー・エデンを脱出したザッカリを待ち受ける驚愕の真実とは何か!本格ミステリーの旗手・島田荘司が、旧約聖書の謎を最新の科学情報で読み解いた、新世紀ミステリーの記念碑的力作!ほかに、脳のミステリーに迫って、「21世紀本格」の嚆矢となった傑作中編「ヘルター・スケルター」を収録。

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島田荘司さんの本です。
先日読んだ、カッパノベルスのアニバーサリー50にて読んだ島田さんの作品がなかなか面白かったので借りてみました。

表題作と、「ヘルター・スケルター」の二編を収録しています。


ノベルス版のサイズ、上下二段構成には慣れたはずですが、題材が難しかったせいでしょうか…表題作は、3分の2を読み進めるまで、どうしても話に入っていけませんでした。

アダムとイブの話、遺伝子、クローン、アスペルガー症候群
複雑過ぎて理解できないまま、クライマックスでようやく話に入り、結末を迎えてしまったことが残念です。
冒頭から数ページで、読むのを諦めようかと思ったくらいで…。

選んだ本が悪かったのかも。
他の作品にもチャレンジしてみます!