50をテーマにしたカッパ・ノベルスの短編集です。
という、そうそうたるメンバーが揃っている(しかも、大御所ばかり!)短編集ということで、読んでみる価値は十分。
元々、道尾さんと宮部さんを読みたくて借りたのですが、短編であることが勿体ないくらい、どの作品もさすがに完成度が高いです。
元々、道尾さんと宮部さんを読みたくて借りたのですが、短編であることが勿体ないくらい、どの作品もさすがに完成度が高いです。
名前は聞いたことあるし、有名だよね、っていう作家さんばかりなので、読む機会がなかった私にはなかなか楽しめました。
ミステリ、ホラー、サスペンス、時代小説――
それぞれの作家が、全く同じお題「50」をテーマに書いているのに、こんなにも色とりどりの作品が出来上がってしまう!
なんだか感慨深いものがありました。
個人的には、
道尾さんは、相変わらずおどろおどろしい雰囲気があって良いですね。だけど、結末は爽やかだったのでびっくりしましたけど(笑)
こういう作家が勢ぞろいした本はなかなかないと思うので、こういう企画、もっと沢山やって欲しいですね。