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春期限定いちごタルト事件

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小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校1年生。きょうも2人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、2人の前には頻繁に謎が現れる。名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く必要に駆られてしまう小鳩君は、果たしてあの小市民の星をつかみとることができるのか? 新鋭が放つライトな探偵物語、文庫書き下ろし。




米澤穂信さんの本です。


米澤さんのライトノベルのシリーズなんですね。
春・夏・秋・冬・・・って出てる?みたいで。

しかし、米澤さんのライトノベル系の話は、どうも似ているなあ。

ヒロインが皆、なんていうか外見は引っ込み思案みたいなのに、実は変な所で頑固だったり曲者だったり。
そしてこのヒロイン達が自分はあまり好きになれなかったりして。


米澤さんの作品は、あまり人が死ぬ話が少なく(特にライトノベルのシリーズでは、学校生活の中での些細な事件と言っていいのか?と言うくらい些細な出来事を推理するっていう形式だったりするので)、私的に何だか物足りなさを感じてしまうんですよね。

けど、人が死ぬ話でインシテミルなんかはなかなか面白く読めて、犬はどこだも面白かったし、私はライトノベルじゃない方を楽しんで読んでる模様。


表紙もバリバリのライトノベルな感じです。

主人公とヒロインの中学時代に何かがあったようなのですが、それに触れられてないことが気になって仕方がない。
自分はこういう話だと、ちゃんとその「何か」の答えを出して欲しいと思ってしまうので・・・何とも微妙でした。

でも、他の作品も読んでみますけどね!