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妖怪アパートの幽雅な日常①

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夕士が高校入学と同時に始めた、あこがれの下宿生活。幼い頃両親を亡くした彼の夢は早く独り立ちすること。しかしそこには、ちょっと変わった《住人たち》が暮らしていた……。

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香月日輪さんの本です。

いつも読んでいる本を参考にさせて頂いている、ROMANCERさんのオススメということで、早速250冊読破の中に含めさせて頂きました。

このヤングアダルトのシリーズは、あさのあつこさんの「No.6」シリーズを始め、割と読む事が多いです。
児童書の大人向けみたいな感じですが、読みやすく、しかも大人でも楽しめる所が好きです。
この本の名前は、多分No.6を読んだ時に目にする機会があったのでしょう。
記憶にはあったのですが、読む機会がなかったので、きっかけを下さったROMANCERさんに感謝!

賄い付き、家賃2万5千円、トイレとお風呂は共同…
安くてうまい話に裏があるのはもはや当たり前ですが、幽霊が出るアパートはいかがでしょう?

手だけの幽霊が作る絶品料理、人間じゃない大家さん、地下にある温泉、ちょっと変わり者の人間と幽霊達の奇妙な生活は、怖いというより温かい。

今の世の中、失われてしまった他人との繋がりが、このアパートには変わらず存在している気がします。

続刊で7巻くらいまで出てた気がするので、読みます。

それにしても、絶品の料理がとにかく美味しそう!
食べたくなりました。