ぼくは騒音測定の仕事をしている。恋人のフミとは同棲中だけど、最近はキスも拒まれてうまくいってない。それでテレクラ嬢のマリコとよく会っている。見えない音をかたちに表す“音の地図”作りが趣味だ。そんなある日ぼくはふとした盗聴をきっかけにフミを疑い始めてしまった―。聞こえているのに聞き分けられない、愛しているのにつかまえられない。都会に潜む声と恋を追い求める長編。
辻仁成さんの本です。
借りました。
多分、借りなければ読む機会がなかった作家だと思います。
多分、借りなければ読む機会がなかった作家だと思います。
あまりにも有名過ぎて、手を出せなかった作者でした。
しかし・・・・・・私には向いていないようです。
私、あの名作と言われる村上春樹氏のノルウェイの森が苦手な人なんです。
なんとなく辻さんも村上さんの作品と似た雰囲気を感じるのですが・・・気のせいですか?
私、あの名作と言われる村上春樹氏のノルウェイの森が苦手な人なんです。
なんとなく辻さんも村上さんの作品と似た雰囲気を感じるのですが・・・気のせいですか?
主人公の男が、付き合っている彼女の浮気を疑い始める――がしかし、あんただって体の関係がある女がいるじゃねえかよ!
お前、自分の事棚にあげて彼女ばっか責めんな!
お前、自分の事棚にあげて彼女ばっか責めんな!
と思わずぶん殴りたくなるような、全く好きになれない主人公でした。
そしてやはり男性作家がかく女性像の典型的な感じの女性が私にはやはり好きになれず・・・
うーん、申し訳ないけど、強制されない限りは多分今後読もうとは思えない作家さんかもしれません。
ファンの人すいません。
ファンの人すいません。
サイン会に参加したくて買った辻村さんの新刊の方がやっぱり読むのが楽しいです(今読んでいます!)