どこにも行く場所がなく、そしてどこかに逃げたいと思っていた。そんな13歳の二人の少女が出会った。リアリストの山田なぎさと不思議系転校生の海野藻屑。すべては生きるために、生き残っていくために――。
--------------------------------------------------------
桜庭一樹さんの本です。
桜庭さんの作品を読んだのは、「赤朽葉家の伝説」以来ですね。
それ以前にも何作か読んでいたのですが、「赤朽葉家~」と「少女七竈と七人の可愛そうな大人」は好きなんです。
でも、それ以外のライトノベル?に分類される作品は…どうやら苦手なようです。
美少女が僕って言ったり、ありえないような名前の登場人物だったり…その時点で私的にはアウト。
それでも読み進めてみましたが…最後までしっくりこないような気持ちで終わってしまいました。
ライトノベル的な話なのに、実は結構重くてグロい…
その感じは嫌いじゃないけど、美少女の藻屑に、あまりにも救いがなかったのは悲しかったです。