米国ニューメキシコ州にある長距離専門の陸上競技クラブNMAC。日本人が主宰するこのクラブの所属選手、エチオピア出身のジェシカ・エドルは、日本人選手アユミ・ハラダの異変に気づいた。アユミは夜ごと合宿所を抜け出し、呪殺の儀式を行っていたのだ。アユミがそこまで憎む相手とは誰なのか?彼女の口から明かされたのは、意外な人物の名前と衝撃の事実だった…。
歌野晶午さんの本です。
うーん・・・この作品は私的に微妙でした。
というか、マラソンに興味がなく全然無知だということと、主人公や登場人物に共感が持てなかったということがあるかな。
そして、話自体に入り込めなかった事もあって、意外とあっけなく終わってしまった結末に「え?」と置いてけぼりにされたような気分でした。
理解力がない私には難しい本でしたね。