No-music.No-life

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片耳うさぎ

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あっちもこっちも謎だらけだけど、私、思うのよ。これら全部がすべてきれいにつながる瞬間があるんじゃないかって。蔵波奈都は小学六年生。引っ越してきた父の実家は、古くて大きなお屋敷で、どうしても馴染めない。しかも、このお屋敷には不吉な言い伝えがあるというのだ。弱った奈都が頼ったのは、ひとりの謎めいた女子中学生だった…。優しい読後感が嬉しい、傑作ミステリー長編。

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大崎梢さんの本です。

本屋でよく平積みされているのを見るので、名前は知っていました。
装丁がかわいらしかったので、試しに借りてみました。


文章はとても読みやすいし、嫌みがなく好感がもてます。
でも…今回の話は、自分にはいまいち魅力がなかったかな…。初めて読んだ作家さんなんで、この一冊だけじゃ判断出来ませんが。

ページをめくる手が重く、なかなか進みませんでした。
前半は小学生らしい主人公なんですが、中盤から急に推理が冴えだすのも少し不自然な気がしました。
謎の美少女のさゆりの正体は、敢えて生身の人間じゃない方が私的にはしっくりきたかもしれません。

べらぼうに大きくて古いお屋敷。探検するなら、時間がいくらあっても足りないんでしょうね!