「光にメロディがあるの?」「あるさ。みんな、そのことに気づいていないだけさ」。“光”を“演奏”することでメッセージを発信する天才高校生・光瑠(みつる)。彼の「光楽」に、感応し集う若者たち。しかし、その力の大きさを知った大人たちの魔の手が忍び寄る。新次元コミュニケーションをめぐる傑作長編ミステリ。
東野圭吾さんの本です。
最初読み始めたとき、「あ、無理かも」と思ったのですが。
光を操り、色を詳細に感じることが出来るという特殊能力を持つ天才高校生・光瑠が出てきたあたりで、ぐいぐいと物語の中に引きこまれていきました。
光を操り、色を詳細に感じることが出来るという特殊能力を持つ天才高校生・光瑠が出てきたあたりで、ぐいぐいと物語の中に引きこまれていきました。
特殊能力とはいっても、超能力とかじゃなくて、人よりずば抜けた才能という感じでしょうか。
「絶対音感」を持っている人とかはたまに自分の周りにもいますけど、何だかそういう能力を持っている人って憧れますね。
この話は、能力の特殊性だけを描いているのではなくて、様々な少年少女達の視点から描いた物語も絡まっているので、すいすい読めました。
ただ、気になるのは彼らのその後です。
終わり方がかなり気になる感じです。
まだ続きがありそう・・!みたいな。
終わり方がかなり気になる感じです。
まだ続きがありそう・・!みたいな。
でも、なかなか面白い一冊でした。