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新装版 天璋院篤姫<上>

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十八歳で藩主斉彬の養女となった篤姫は薩摩島津家分家に生まれた学問好きな姫であった。その才覚、器量を見込んだ斉彬は画策の末、篤姫を十三代将軍家定の正室として江戸城に送り込んだ。形ばかりの結婚に耐え、病弱な夫を支え将軍御台所として大奥三千人を見事に統べる篤姫には、養父斉彬の密命が…。

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宮尾登美子さんの本です。

いやー、これはなかなか……難しい一冊でした。
多分、これが初めて読む時代小説だったなら、以降時代小説を読もうという気にはならなかったかも。

話自体は、面白いと思いましたけどね。

途中で挫折しそうになったのは、つまらないからじゃなくて、「難しいから」と言った方が正しいかな。

元々、去年篤姫の再放送をひょんな事から見るようになりましてね(リアルタイムじゃなくて、再放送です・笑)。

9月位からだから、丁度掘北真希が演じる和宮が登場する辺りからで、既に家定は死んだ後だったかな。
それからずっと見るようになって、面白いし、感動するしで、「大河ドラマって面白いじゃないか!」と思った次第。

なので、小説も読んでみようと思い立ったわけですが。

昭和59年9月に刊行された本なんですって。
59年って、生まれ年ですよ!

それと、何より実在の人物が登場してくるわけだから、実際の歴史に沿って物語も進行しているわけだし。

固いのは当たり前でしょう。がしかし、説明的要素が多い。
そして、その言葉が全て現代の用語とは違っているので、言葉の意味を理解できないと、読むのは容易ではないわけです。

厚さ的には、そこそこですし、この程度なら二日で読み終わっている位のものだったのですが。。

読み終わるまでにとても時間がかかってしまいました。

下巻では、和宮も出てくるのでしょうし、ドラマで観た部分も出てくるはず。
もう少し楽しめるでしょうか。


でも、原作には小松さんが出てこないんですねえ。
ちょっと残念。