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七つの死者の囁き

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死者はそこにいる。生きている私たちの記憶の中に、夢の中に、そしてすぐ背後に。私たちを見つめ、語りかけ、時に狙っている。ひそやかで絶え間ない、死者たちの攻勢――。少女の幽霊は窓辺に立ち、死んだ恋人からのメールが届く。自殺した女の呪詛が響き、亡くなった男は秘密を打ち明け、死霊の化身が地底から出現する。恐怖と憂愁を纏った七つの死者たちの物語。文庫オリジナル。

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幻の娘/有栖川有栖
流れ星のつくり方/道尾秀介
話し石/石田衣良
熱帯夜/鈴木光司
嘘をついた/吉良駿作
最後から二番目の恋/小路幸也
夕闇地蔵/恒川光太郎

小路さんの小説が収録されているとならば、読むしかねえだろ!っていう訳で(でもまた、小路さんの新刊出てましたね。それも即予約)借りてきました。

この七つのシリーズ(そんな名前ではないと思うが)、2冊位は読んだことがありますが、怖い話っていうイメージがあります。

今作もいかにも怖そうなタイトルと装丁なのですが、怖いというより不思議な話と言った方がいいかもしれません。

こういう事があったらいいなあと思わせてくれたのは、有栖川さんと小路さん。

印象に残ったのは道尾さんと吉良さんでしょうか。

恒川さんは悪くないけど、話にあまり引きこまれなかったかな。
鈴木さんのは、どうしてそっち方面にいっちゃうんですか・・という感じで何だか後味が悪く。

しかし一番つまらなかったのは、ページ数が少なかった石田さんでした。

石田さん、最近どうしちゃったんですか・・。
物凄くつまらなくなってきてますよ。。

沢山出さなくていいから、じっくり書いて欲しいです。
前は面白かったのに。。


個人的に今後読んでみたいと思ったのが吉良さん。
茨城出身ということもあって、個人的に応援したい(笑)

他の作品も読んでみようと思います。