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ザ・万歩計

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万博公園に出現したオレンジ色の巨大怪鳥とは。係長から「マキメっち」と呼ばれるとき。「この世に存在するはずのない曲」への想い…。オニを遊ばせ、鹿に喋らせる、マキメ・マナブのマーベラスな日々を綴ったエッセイ集。

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万城目学さんの本です。

エッセイ本ということで、敬遠していました。
エッセイがとても苦手な女なのです。

但し、豊島ミホさんと乙一さんのエッセイは好きです。瀬尾まいこさんのもですね。

「ホルモー」「鹿男」の万城目氏のエッセイは・・どうだったか、というと。


面白いのと微妙なのが半分ずつ、という感じでしょうか。


モンゴルで放浪しながら生きたい、モンゴル人になりたいと夢見て旅立ったモンゴルの地で出会ったトナカイのエピソード(後に鹿男の話が生まれたらしい)、Gとの華麗なる?戦いの日々、これで最後と挑戦したホルモー執筆、そして大賞受賞の話。

面白いのと、妄想日記みたいな微妙なやつと、半々でした。

中学時代のエピソードなんかも、面白かったですけどね。

でもやっぱり、万城目氏といえば、小説!
奇想天外なのに、ぐっと惹き込まれるあの作品たちを読んでいただきたいと思います。

次作はまだかしら、と期待しながら今回はこのへんで。