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不思議の国のペニス

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“エロセレブ”を目指す高1の遠藤は実は童貞。二つ歳上の女子校生ナオミとは、SMならぬSSの関係を続けるが、発展なし。“エロ”から始まり、“ラブ”に落ちた、ぼくとナオミの恋の行方は―

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「走ル」で芥川賞候補になった、羽田圭介さんの文藝賞受賞後第一作であります。

タイトルからして、これは予約して借りるのは相当気まずいぞ。
と思ったので、図書館で置いてあるのでようやく借りることができました。

うーん。

世の男子高生は、日々こんな下ネタトーク・エロ妄想満載なの?と秘密の世界に足を踏み入れてしまったような感覚です。

女子からしてみると、あまりにも赤裸々過ぎてついていかれないかも・・

羽田さんは私より年下な訳ですが、絶対文章力はなかなかあると思うんです。

だけど、黒冷水といい今作と言い・・ジャンルが近寄りがたい感じというか。

初めて読んだ「走ル」は悪くなかったし、少し路線変更してじっくり描いてみたらもっと道が開けるのではないでしょうか?
なんて思ったりしますが。

とりあえず、一回読めばいいやっていう内容です。
悪くないけど、一回読めばいい。

いや、読まなくても良いかも・・。