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模倣犯(三)

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群馬県の山道から練馬ナンバーの車が転落炎上。二人の若い男が死亡し、トランクから変死体が見つかった。死亡したのは、栗橋浩美と高井和明。二人は幼なじみだった。この若者たちが真犯人なのか、全国の注目が集まった。家宅捜索の結果、栗橋の部屋から右腕の欠けた遺骨が発見され、臨時ニュースは「容疑者判明」を伝えた――。だが、本当に「犯人」はこの二人で、事件は終結したのだろうか?

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宮部みゆきさんの模倣犯。第三巻です。
ああ、駄目ですね。気になって気になって・・結局読みきってしまった!

今作は、一巻で書かれていた事件のざっとした流れを、犯人である浩美の視点で更に詳しく語られているという感じなのですが。

浩美の幼馴染、カズが・・なんていい奴なんだ・・。
それだけに、この結末の先が見えてしまって今から悲しくなってきます。

あと、繋がらないと思っていたもう一つの話と、カズの妹由美子が絡んでようやく一つに繋がって―

そちらもどうなっていくのか。
しかも、このままでいくと明らかにこの二人が犯人なのでは?と思われてしまうだろうし。
共犯者であるピースのほくそえむ姿が見えるようで、ああっ!どうなってしまうの?!

と、気になるお次は第四巻。