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山崎ナオコーラさんの本です。
タイトルの奇抜さと、文藝賞受賞作ということで一時期話題になった作品だと思います。
年明けには、我らが(笑)松山ケンイチと大好きな蒼井優さんと忍成修吾君も出演する映画が公開されます。
ちゃっかり前売り券を買ってしまったり。
年明けには、我らが(笑)松山ケンイチと大好きな蒼井優さんと忍成修吾君も出演する映画が公開されます。
ちゃっかり前売り券を買ってしまったり。
映画を見る前に、原作を読むべきか迷っていたのですが・・結局読んでしまいました。
ページ数も少ないので、2時間かからずに読めました。
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美術の専門学校に通う19歳の磯貝は、学校の講師である39歳の小百合こと通称ユリと出会う。
ひょんなきっかけで「私、君のこと好きなんだよ。知ってた?」と告白され、いつの間にか恋人同士のような関係になっていく。
絵のモデルとしてユリのアトリエへと出向き、ご飯を作って食べたり、抱き合ったりする。
ユリには旦那がいるのだが、旦那のことも大事だし、磯貝のことも好きなのだという。
ユリに触れる度、会う度に、高まる想い。
しかし、少しずつユリとの温度差に気付き始めて・・・
しかし、少しずつユリとの温度差に気付き始めて・・・
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綿矢さんもそうだしさ。自分が読みやすい小説が集まってる気がするんだよね。
けど。
何と言うか、味気ないというか。
何と言うか、味気ないというか。
ユリが唐突に磯貝から気持ちが離れていくのは何でなのか?
詳しい描写がないし、想いを悶々と抱き続けている磯貝も割りと淡々としている印象がある。
詳しい描写がないし、想いを悶々と抱き続けている磯貝も割りと淡々としている印象がある。
それに物語自体短い話なので、これを映画化するとなると・・ダラダラとした印象を受けそうな予感・・。
原作を読むと、それと比べてしまうから微妙になったりするけれど。
原作を読むと、それと比べてしまうから微妙になったりするけれど。
折角今が旬の俳優達を使っているのだから、期待させてくれたまえ。
映画版の予告編が、期待しちゃう感じのよさです。
バッグで流れる歌が凄く良い。
バッグで流れる歌が凄く良い。